丁小琦

Dīng Xiǎoqí
丁小琦
てい・しょうき

(1957- )

丁小琦自伝:

1957年の春、私は北方で生まれた。それは私をしばしば白か緑かを選択しなければならないジレンマに陥れた。私には兄と姉が一人ずついた。家族は私を愛し、私も彼等を愛した。小学校に大して通わないうちに、二年生で「文革」になった。学校でいじめられてばかりだったので、あっさり何年も学校に行かなくなった。その頃は誰も私のことにかまってはいられなかった。
1974年に遼寧省の開拓地に下郷して農作業をした。その3年間の生活は忘れがたいものであった。
1977年海政歌舞団の試験に合格し、歌詞を書き始めた。それから暇をもてあまして小説を書く勉強をした。それが1980年のことである。最初の作品が発表されてから、断続的に書き続けてきた。
1984年に結婚した。夫はオペラ俳優で、9平米の事務室を借りて、今日まで住んでいる。「生活を楽しみ、友人を好み、想像するのが好きで、お金を使うのも好き、家事を切り回すのが好きだが、寿命は短い」と1985年11月にコンピュータ占いで出た。当たっている。

(『女兒楼』作家出版社1986)

作品集・単行本

『女兒楼』中・短篇小説集 作家出版社 文学新星叢書第二輯 1986.6/1.45元

その他

『女兒楼』は1985年八一電影制片廠が映画化、監督は胡玫、李暁軍。

 
作成:青野繁治
 

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