丁西林小伝:
本名丁燮林。江蘇泰興出身。1919年にイギリスに留学、バーミンガム大学理科修士の学位を獲得した。北京大学物理学教授、国立中央研究院物理研究所所長、山東大学物理学教授、台湾大学教務長、国家文化部副部長、対外文化協会副会長、北京図書館館長、中国文学改革委員会副主任、中国人民対外友好協会副会長を歴任する。中国劇協常務理事、全国第一、二、三期人民代表大会代表、全国第二、三期政治協商会議委員。1923年に作品の発表を始める。1955年中国作家協会に加入する。著作には一幕劇の『1匹の雀蜂』、『三元のお金』、芝居では『奥さまが戻ってくる時を待て』、『妙峰山』、脚本には『西林一幕劇集』、『丁西林演劇集』、『丁西林劇作選』、翻訳書の脚本の『ルクセンブルグ夫妻』などがある。
(『中国作家大辞典』中国文联出版社 1999年12月 )
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