Sānmáo
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(1943-1991) |
三毛小伝:三毛、女、本名陳平。本籍浙江省定海。1943年3月26日四川重慶生まれ。三歳の時、張楽平作『三毛流浪記』を読み、深い印象が残り、のち三毛をペンネームとする。家族と台湾に引っ越す。台北の中正国民小学校、第一女子中学校に就読し、中二の時に休学をする。独学で外国語と国語を勉強し、ピアノとデッサン、水墨画を習う。七年間に三千冊余りの本を読んだ。一九六三年台湾文化大学の哲学科の聴講生として入学、同時に文壇に足を踏み入れる。処女作『惑』は『現代文学』に発表される。二回生の時マスコミ学科に転科。三回生の時西班牙に渡り、マドリード大学文哲学院で文学を専攻。二年後、西ドイツのゲーテ学院で勉強する。のちアメリカのシカゴ・イリノイ大学で陶芸を専攻。欧米在留期間に旅行ガイド、ファッションモデルをしたり、図書館司書などを歴任。また、東ドイツ、ポーランド、ユーゴスラビア、チェコ、デンマークなどの国に旅をした。七十年代初台湾に帰り、文化大学、政治工幹部学校にて教鞭を執る。のち再度出国、1973年にスペイン人ホセと西アフリカのサハラ砂漠にて結婚。1974年から大量な自伝体の異国情緒に溢れた作品を発表。1976年、代表作散文集『撒哈拉的故事』を出版、反響をよんだ。西班牙に定住後、アメリカ駐ガーナ領事館の秘書や小学校の英語の先生を歴任。1979年ホセが遭難し、ホセの死が三毛に強い衝撃を与えた。1981年に再び台湾に帰り、文化大学の教授を務める。その間、中国大陸を訪れ、親族訪問をした。1990年三毛の劇本『滾滾紅塵』の映画化完成。1991年1月4日払暁2時に生涯を閉じた。 (『台港澳曁海外華文作家辞典』人民文学出版社1992) |
作品集・単行本『撒哈拉的故事』/散文集/台湾皇冠出版社発行/1976年 |
『三毛典藏1 撒哈拉歲月』皇冠叢書 2011.1 『三毛典藏2 稻草人的微笑』皇冠叢書 2011.1 『三毛典藏3 夢中的橄欖樹』皇冠叢書 2010.12 『三毛典藏4 快樂閙學去』皇冠叢書 2010.11 『三毛典藏5 流浪的終站』皇冠叢書 2010.10 『三毛典藏6 心裏的夢田』皇冠叢書 2010.12 |
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『三毛典藏7 把快樂當傳染病』皇冠叢書 2010.10 『三毛典藏8 奔走在日光大道』皇冠叢書 2010.10 『三毛典藏9 永遠的寶貝』皇冠叢書 2010.11 『三毛典藏10 回響』皇冠叢書 『三毛典藏11 思念的長河』皇冠叢書 2013.4 『三毛典藏12 請代我問候』皇冠叢書 2014.4 |
邦訳『サハラ物語』/妹尾佳代 訳 / 筑摩書房 /1995年 |
参考書・その他『風中飘逝的女人–三毛的人生藝術』李東/著 学林出版社 1992.4/RMB8.00元 |
作成:上村香織 |