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Liú Héng
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(1954- ) |
劉恒小伝:劉恒、本名劉冠軍。北京人。1954年生まれ。61年京鉄第三小学入学。63年外語学院附属小学に転校、同附属中学に進む。66年授業停止に伴ない、勉学の道を失い、京西山区に赴く。そこは両親の故郷であった。 69年海軍直属部隊に入隊、無線係をつとめる。75年に退役、北京自動車製造工場の支部工場で組み立て工となる。その間に文学に身を投じ、77年に処女作「小石磨」を発表。 79年北京市文聯『北京文学』編集部に転属、編集人となる。85年から87年まで、北京師範大学分校中文系幹部専修班で学ぶ。89年北京市作家協会契約作家となり、今日に至る。この期間は創作の活発な時期で、代表作「狗日的糧食」、「伏羲伏羲」、「黒的雪」など一系列の作品を発表した。そのうちの幾つかは地方あるいは全国の文学賞を多数受賞している。 小説創作のほかに、88年から求めに応じてシナリオも書き始めた。そのうちの幾つかの作品は映画となって後、全国の或いは国際的な映画祭で様々な賞を獲得した。 創作活動は小説が主体であるが、何をするにつけても、文学が人生の中心であるという宿命からは逃れられない。そのため終生奮闘をつづけるであろう。 (『菊豆・秋菊打官司』中国社会科学出版社1993.1) |
作品集・単行本『白渦』 中篇小説集 跨世紀文叢1 長江文藝出版社 1992.10/14.00元 |
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| 『虚証――劉恒自選集3中短篇小説巻』 作家出版社 1993.6/11.75元 『狗日的糧食――劉恒自選集4中短篇小説巻』 作家出版社 1993.8/12.25元 『菊豆――劉恒自選集5電影劇本巻』 作家出版社 1993.8/11.00元 『拳聖』 中篇小説集 小説六家新作叢書 解放軍文藝出版社 2000.1/12.60元 『中国当代作家選集叢書 劉恒』 人民文学出版社 2000.11/25.00元 |
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邦訳書『菊豆』市川宏/訳 徳間書店 1990.4.15/定価400円(本体388円) |
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邦訳作品「ショクリョウノヤローメ」(狗日的糧食)市川宏/訳 『季刊中国現代小説15』蒼蒼社 1990.10 |
| 作成:青野繁治 |


