季季

Jìjì
季季
きき

(1944~ )

季季小伝:

 本名、李瑞月。1944年、雲林二崙に生まれる。十五歳で台湾新聞報に校園短文を発表し始めた。十六歳で虎尾女中に就学している間に、初めての小説、「小雙辮」を『虎女青年』に発表した。
 1962年、十八歳の時に「明天」で「亞洲文學」 懸賞小説の最優秀獎を受賞、19歳で救國團文藝寫作研究隊に参加し、最優秀小説創作賞を受賞した。二十歳で一篇の作品と身の回りの物を携え北上、永和に居を移して本格的な執筆生活に入った。この時、皇冠と基本作家契約を結び、一年の間に小説十篇を発表した。一冊目の小説集である『屬於十七嵗的』は皇冠から出版されたもので、それから現在に至るまで、三十冊あまりの作品を出版している。
 1988年には中国時報及び「人間」の特集欄製作チームの主任を兼任し、現在は 「中国時報週刊」の副編集長を務める。

(『台灣作家全集 季季集』前衛出版社 1993.12)

著書

『台湾作家全集 短篇小説巻 戦後第二代 季季集』前衛出版社 1994.6第二刷

 
作成:池上里子

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