廖清秀

Liào Qīngxiù
廖清秀
りょう・せいしゅう

(1927~ )

廖淸秀小伝:

 1927年台北県汐止に生まれる。日本占領時代に日本語の作品を発表。戦後になって中国語を学び始める。わずか6年後に10万字余りの長編小説『恩仇血淚記』を書き、中華文藝奨励会の長編小説賞を受賞。 戦後第一代作家として言語の障害を乗り越え、身を挺して文壇のさきがけとなった。
 終戦前から公学校の教師をつとめ、この間大学に合格。1948年から気象局に勤め、これまでの40余年の生涯を公務員として送った。余暇に描いた作品は1千万字以上にのぼる。これまでの長編作品に『恩仇血淚記』中短編小説集に『冤獄』『金錢的故事』がある。

(『台湾作家全集・短編小説巻/戦後第一代 廖淸秀集』前衛出版社1991年)

著書

『台湾作家全集・短編小説巻/戦後第一代 廖淸秀集』前衛出版社1991年

 
作成:廣瀬文子

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