戈麦

Gēmài
戈麦
ごーまい(か・ばく)

(1967-1991)

戈麦小伝:

本名禇福軍、1967年、黒龍江省蘿北県宝泉嶺農場に生まれる。1985年、北京大学中文系に入学。1989年卒業後、北京『中国文学』雑誌社に配属される。1991年9月24日北京西郊外万泉河に投身自殺。
1985年から習作を書き始めてから数えても、戈麦の活動期間は6年に満たない。このわずか6年の間に、彼は我々に大量の詩作とその他の文学作品を残してくれた。「詩歌について」という短い文章の中で、戈麦は次のように書いている。「詩歌は言語のなかの鋭い斧でなければならない。魂の氷河を切り開くことができるように。言葉と言葉の交叉、融合、分解、対抗による創造のなかで、必ずや鋭く眼を奪う言葉の光が人間の生を照らす。詩歌は直接幻想に従属し、魂と生存の空間を広げることができ、上可能を可能にすることができるのだ。」これが彼の詩歌観であると見なすことができる。

(『戈麦詩全編』上海三聯書店1999.1)

作品集・単行本

『戈麦詩全編』上海三聯書店1999.1/23.80元

邦訳

『戈麦詩集』 是永駿/訳 書肆山田 2000.11.30/¥2500(本体)+税

 
作成:青野繁治

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