Shī  Míngzhèng
施明正
し・めいせい

（1935～1988）

施明正小伝：

　1935年高雄市生まれ。1960年高雄駅前において按摩センターを設立。絵を描き、詩を書く。翌年、アジア連盟事件により投獄される。獄中にて執筆を始め「臺灣文藝」投稿する。1965年出所。1967年「臺灣文藝」において処女作「大衣與淚」を発表。1981年小説「渴死者」が呉濁流文学賞佳作入選。1983年小説「喝尿者」で呉濁流文学賞受賞。短編小説集『島上愛與死』を出版。1987年『施明正小説精選集』を出版。1988年弟である施明德を支持し、ハンストを行い死亡。

（『台湾作家全集 施明正集』前衛出版社　1993．12）

著書

『台湾作家全集　短篇小説巻　戦後第二代　施明正集』前衛出版社　1993．12