Xiǎoxuě
暁雪
ぎょうせつ

（1935.1.1～　）

暁雪小伝

　本名、楊文翰、雲南大理の人、白族。1952年、武漢大学中文系に入学。卒業後、雲南省文聯に配属、『辺疆文藝』の編集に当たる。
　中学生時期から文学に興味を抱き始める。1952年、方志敏の『可愛的中国』を論評したのが、作家生活の開始であった。後に詩歌の創作を主体にするようになる。評論もほとんどが詩歌創作方面のものである。
　1957年に出版した文学評論集『生活的牧歌』は、艾青の作品を系統的に詳しく批評したものである。評論と詩歌作品に業績が著しく、国内で何度も受賞している。『暁雪的詩』は全国第二回（1983-1984）新詩詩集賞を、評論集『美的詩学』は第一回中国当代文学研究表彰賞を、長詩『大黒天神』は、全国第一回少数民族文学優秀長詩一等賞を、評論『我国当代少数民族詩歌』は、第二回全国少数民族文学優秀評論賞をそれぞれ受賞している。創作における主張は、詩人は終始自分の方法で時代を反映し、人民のことを歌い、生活に根ざして、現実生活および時代の風貌を表現する、というものである。
　中国作家協会雲南分会副主席を務めた。

(劉屏『中国現代作家大辞典』新世界出版社　1992)

著書

研究資料

『中国当代文学研究資料　暁雪專集』雲南教育出版社　1997.4