李国文自伝:
私は1930年8月24日(旧暦)に上海で生まれた。本籍は江蘇省塩城市。
1947年から、南京国立演劇専門学校で学ぶ。1949年に、北京中央演劇学院で仕事についた。
1952年の朝鮮戦争において朝鮮軍を支援するため、軍の文芸工作団に志願し創作者となった。
1954年から、北京の中国鉄道工作会の宣伝部で文芸編纂を担当した。
1957年に生活に関与した作品である「改選」を発表し、右派分子のレッテルをはられた。
1958年から1979年まで鉄道作業部にて労働。
1979年に、名誉回復をし、北京に戻り中国鉄道文芸団の創作部で仕事をした。
1980年から中国作家協会で仕事をし、現在「小説選刊」編集長を務める。
愛を人々にささげる
私は現実主義を主張するが、頑なにその大木にしがみく必要はない。私は「文をもって道を載せる」ということを主張するが、一文一文一字一字を道に載せる必要はない。作者が辛く、読者が更に辛い多くの事をつくる必要があろうか。
しかし、作らないわけにはいかない。一文一文が中身がなく、人生に直面する勇気がなくても、臆病から逃れられない。作家はやはり最大限に誠意をこめ、多くの人々に愛を捧げなければならないと思う。
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