李小峰

 

Lǐ Xiǎofēng
李小峰
り・しょうほう

 (1897-1971)

 李小峰小伝:

 本名李栄第、字が小峰。暁峰とも書く。江蘇省江陰の人。新潮社および語絲社のメンバー。1923年北京大学哲学系卒業。孫伏園を通じて魯迅と交わる。1924年11月孫伏園とともに『語絲』週刊を創刊、翌年3月、魯迅の援助のもとに北新書局を創設、その主宰者となる。それで魯迅からよく「老板(社長)」と呼ばれた。1927年4月以後、李小峰は北新書局本店とともに上海に移動、魯迅も上海移住後、彼のために『語絲』と『奔流』の編集を担当した。1929年夏、魯迅は北新書局が長期に渡って支払われるべき印税の処理を怠ったため、法的な解決を求め、李小峰が人を通じて調停を要請し協定が結ばれた。以後も魯迅は同書局から『三閑集』『両地書』『偽自由書』などを出版している。

 
 
 作成:青野繁治

Chinese Literature Site

error: Content is protected !!