李青崖

Lǐ Qīngyá
李青崖
り・せいがい

 (1884-1969)

 李青崖小伝:

 翻訳家。本名李允、青崖はペンネーム。湖南省湘陰の人。1907年上海の復旦大学に学ぶ。同年ベルギーに留学しフランス語を研鑚。1912年帰国。1913年以後、湖南高等師範学校で教鞭を執る。1921年文学研究会に参加。長沙で湖光文学社を組織し、『湖光』半月刊を出す。1929年以後教育事業に力を入れ、復旦大学、湖南大学、中央大学の教授、大夏大学学科主任などの職を歴任。建国後は、震旦大学教授、上海文献委員会主任委員、上海文史研究館副館長などの職に就く。主な業績は翻訳で、モーパッサン、アナトール・フランス、ゾラなどの作品を訳しているが、フローベールの『ボヴァリー夫人』とデュマの『三銃士』が有名。

 
 
 作成:青野繁治

Chinese Literature Site

error: Content is protected !!