王幼華

Wáng Yòuhuá
王幼華
おう・ようか

(1956~ )

王幼華小伝:

原籍は山東省汶上県。1956年に苗栗頭份に生まれる。淡江大学中文系を卒業し、『臺灣文藝』の編集助手を務めた。中学校で国文の授業を代講したり、選挙の文宣活動を取り仕切ったりした。1989年に上海復旦大学で行われた「第四回台港及 び海外華文文学」会議に出席、論文を発表する。現在は省立竹南高校で教鞭を執る。
王幼華は大学生の時に施淑教授の現代小説クラスで啓蒙を受け、その後模索を続け、途絶えることなく創作を続けた。また、世界における台湾という視点から考えることで視野を広げ、独自の思想体系と文学的風格を確立した。呉濁流文学賞を受賞し、また長編小説『廣澤池』は自立晩報の百万懸賞小説で入選を果たした。
すでに出版されている作品には、短編小説集『惡徒』、『狂者的自由』、『慾與罪』、『熱愛』と、長編小説『兩鎮演談』がある。

(『臺灣作家全集・短篇小説卷 /戰後第三代』前衛出版社 1992年)

著書

『台湾作家全集 短篇小説巻 戦後第三代 王幼華集』施淑・高天生/主編 前衛出版社 1992.4

 
作成:池上里子

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