王旭烽

Wáng Xùfēng
王旭烽
おう・きょくほう

(1955-   )

王旭烽小伝:

  女、本籍江蘇徐州。1955年浙江省平湖県のある軍人の家庭に生まれる。1982年杭州大学歴史系卒業。記者、博物館研究院、契約作家などを経て、現在は浙江文学院副院長、国家一級作家である。
 杭州第14中学を卒業してから、二年ほど音楽の仕事を専門にしていたことがある。大学在学中は、学年のレクリエーション委員をしていたのがきっかけで文学創作を開始する。1980年に創作と主演を兼ねた一幕劇「承認不承認」(認めるの認めないの?)が、浙江省第一回大学生文藝コンクールで、創作賞と演出賞を受賞。台本は『文化娯楽』誌に発表された。
 小説の処女作『昨天已经过去』の発表以後、今日までに文学作品300万字余りを創作しているが、長篇小説の代表作は「茶人三部作」である。その第一部『南方有嘉木』、第二部『不夜之候』は発表の後、第五回茅盾文学賞を受賞した。
 そのほか、中央電視台大型茶文化ドキュメントフィルムの立案と脚本執筆を担当し、全30回の大型ドキュメンタリー『浙江90年』の総合プロデューサーとして、立案と執筆に参与した「茶縁」は、国内テレビドキュメンタリー学術賞、イタリア国際テレビドキュメンタリー賞を受賞している。長年にわたり撮影したテレビドキュメンタリーは100本近い。
 さらに中国茶文化研究家であり、国際茶文化研究会の理事でもある。

(『曲院風荷』新世界出版社2002.10 )

作品集・単行本

『中国当代作家選集叢書 王旭烽』人民文学出版社 2002.10
『曲院風荷』新世界出版社 2002.10/25.50元

  
作成:青野繁治

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