Bì Shūmǐn
畢淑敏
ひつ・しゅくびん

 （1952-　）

 畢淑敏小伝：

女性、中国共産党員、祖籍は山東。1952年10月10日新疆ウィグル自治区伊寧に生まれ、６ヶ月のとき両親とともに北京に移る。中学校は北京外語学院附属に行き、1969年３月に解放軍に入隊。カラコルム、ヒマラヤ、ガンジスの山岳地帯が交錯するチベットのある部隊で11年間を過ごし、衛生員、軍医として働いた。1980年に転職。現在は北京のある工場で主治医をしている。1987年に作品を発表し始め、処女作の中篇小説「昆侖殤」は昆侖文学奨を受賞、中篇小説「補天石」は北京建国40周年優秀文学作品奨を、短篇小説「不会変形的金剛」が第４回百花奨を受賞した。1990年に中国作家協会に加入。

（『中国当代青年作家名典』中国華僑出版公司1991.12）

1952年10月新疆ウィグル自治区伊寧の生まれ。翌年北京に移り住む。学校の成績がよく、国語の先生から記者になれる、数学の先生から清華大学に入って数学者になれると誉められた。1969年中国人民解放軍に入隊、チベット北部高原の舞台で11年間を過ごす。この間に医学の訓練を受ける。1980年復員、北京に戻り結婚。出産、子育てののち、文学に志す。通信教育で大学の全課程を修了、1987年から作家活動を開始。1989年から1991年まで北京師範大学の大学院で学び、修士号を取得。

（『一厘米』東方書店）

作品集・注釈本

『生生不已』　中・短篇小説集　河北教育出版社　紅罌粟叢書　1995.3／12.80元
『畢淑敏文集　翻漿』群衆出版社　1996.8
『畢淑敏文集　傾訴』群衆出版社　1996.8
『畢淑敏文集　不宜重逢』群衆出版社　1996.8
『畢淑敏文集　生命』群衆出版社　1996.8