葛一虹

Gě Yīhóng
葛一虹
かつ・いちこう

 (1913-2005.4.26)

葛一虹小伝:

 劇作家、文学翻訳家。上海嘉定生まれ。大学時代、中国左翼劇作家連盟、中国劇作家連誼会、また校内組織劇団にも参加。1933年、学生運動に参加したため国民党当局に逮捕され、まもなく保釈。抗日戦争勃発以後、武漢で中華全国文芸界抗敵協会と演劇界抗敵協会に参加。また章泯と『新演劇』を編纂。その間も、敵地訪問団に参加し、中条山一帯で抗日宣伝工作に従事した。後に話劇『紅纓橋』を創作。1939年、重慶で『中蘇文化』常務編集員と、また『文学月報』編集委員を兼任。1941年、中蘇文協研究委員会副主任の任務に就く。

 抗戦勝利後、上海で中蘇友協分会責任者に就き、また天下出版社を主宰。建国後は、中国劇作家協会常務理事、書記所での書記、劇出版社副社長兼総編集長の任務に就く。1980年から文化部文学芸術研究員顧問、中国劇出版社社長、『外国劇』編集などの職に就く。

(『中国現代文学詞典』1990年12月第1版,上海辞書出版社出版)

作品集・単行本

中国話劇通史 /葛一虹[主]編– 文化芸術出版社 , 1990 –
走/葛一虹‐‐ 新生出版社,1930 ‐‐
帯銃的人/葛一虹‐‐桂林新華書店,1942
新時代的黎明/葛一虹‐‐ 重慶北門出版社,1944 –
高尓基/葛一虹、茅盾、宝権など共著 –昆明北門本屋,1945 –

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作成:木村 純子

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