Féng Zhì
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(1905-1993) |
略歴本名馮承植、河北涿州の人。中共党員。1927年北京大学卒業。若くして浅草社を、1925年に沈鐘社を創立。1927年より北京大学で教鞭を執る。1930年にドイツに留学、博士の学位を取得し、1935年に帰国、上海同済大学、昆明西南聯合大学、および北京大学西洋語学科教授および学科主任、中国社会科学院外国文学研究所所長を歴任。中国作家協会副主席、中国文聯委員、全国第一期、五期、六期の全国人民代表大会代表をつとめた。1927年から作品を発表し始める。著作に詩集『明日之歌』『北游及其他』『十四行集』『十年詩抄』、中篇歴史小説『五子胥』、散文集『山水』、伝記文学『杜甫伝』、論文集『文学與遺産』『論歌徳』『馮至学術精華録』、詩文集『立斜陽集』『馮至詩文選集』『馮至選集』、訳著に『哈尔茨山游记』、『徳国、一個冬天的童話』『海捏詩選』『布莱斯特選集』などがある。 (『中国作家大辞典』中国文聯出版社1999) |
著作『馮至・戴望舒詩歌欣賞』廣西教育出版社 1989.6 |
参考書・資料『生命在沉思——馮至』王邵軍/著 花山文藝出版社 1992.7 |
邦訳『馮至詩集』(フォンヂーししゅう) 秋吉久紀夫/訳編 土曜美術社 |
研究書『彼此往来の詩学――馮至と中国現代詩学』佐藤普美子/著 汲古書院 2011 |
作成:青野繁治 |