陳若曦 Chén Ruòxī 陳若曦 ちん・じゃくぎ (1938- ) 陳若曦小伝: 1938年に台北県の大工の家に生まれる。1957年に台北大学外国語学科に入学して学び、処女作『週末』を発表する。1960年に白先勇、王文興らと共に「現代文学」を創刊する。 1962年に渡米して学び、1964年に結婚。1965年に『本省籍作家作品選集』に作品が収録される。1966年に中国大陸に入り、1973年には香港に赴く。 1974年に大陸を離れてから初めての小説である『尹縣長』を発表し、カナダに移住する。1967年に短編小説集『尹縣長』を出版。1978年に長編小説『歸』を出版し、呉三連文藝賞に輝く。1979年にサンフランシスコに移り住み、1981年に短編小説集『城裏城外』を出版する。1983年には長編小説『突圍』を出版。その後、長編小説集『遠見』、『二胡』、『紙婚』を次々と出版し、現在はアメリカに居住。 (『臺灣作家全集陳若曦集』前衛出版社 1994,6(第二版) 作品集・単行本 『陳若曦自選集』聯経出版事業公司1976年 「突囲」三聯書店香港分店 1983.4 「二胡」三聯書店香港分店 1986.2 「遠見」北方文学出版社 1988.5 「陳若㬢集」台湾作家全集 戦後第二代⑦ 短篇小説巻 前衛出版社 1993.12 作成:池上里子