翁鬧

Wēng Nào
翁鬧
おう・どう

(1908~1940頃)

翁鬧小伝:

 翁鬧、1908年に彰化社頭に生まれる。1929年に台中師範学校を卒業し、5年間教鞭を執った後、成功を夢みて東京へ赴いたが、才能のみを頼りにし周囲の助けを得なかった為、その率直でロマンティックな個性が世に出ることはなかった。文学への幻想を抱いて東京の高園寺の道端に倒れ、1940年頃に才能がありながらも不遇だった人生の幕を引いた。小説や新体詩、評論などがある。

(『台灣作家全集短篇小説卷/日據時代 翁鬧 巫永福 王昶雄 合集』前衛出版社 1991年)

著書

『台灣作家全集 短篇小説卷 日據時代 翁鬧 巫永福 王昶雄 合集』張恒豪/主編 前衛出版社 1991.2

 
作成:池上里子

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