黄凡

Huáng Fán
黄凡
こう・ぼん

(1950~ )

黄凡小伝:

 本名黄孝忠。1950年台北市に生まれる。中原大学工業工程系を卒業。

 黄凡は少年のころより国内及び外国の文学作品に広く親しんだ。大学卒業後には食品工場に就職したが、感情を重視しすぎる性格を認識し、企業家、経営者として生きることを断念し、文学の世界に入った。そして、80年代の台湾文壇においてもっとも代表的な作家となった(1981年の大英百科全書 年鑑においてこのように推挙された)。

 既に出版されている短編小説集に『賴索』、『大時代』、『自由鬥士』、『都市生活』、『東區連環泡』、『你只能活兩次』が、中篇小説に『零』、『慈悲的滋味』、『曼娜舞蹈教室』が、長編小説に『傷心城』、『天國之門』が、SF小説『上帝門:人類浩刼後』、及びコラム選集多数がある。

(『台灣作家全集・短篇小説卷/戰後第三代黃凡集』前衛出版社1992年)

著書

『台灣作家全集・短篇小説卷/戰後第三代黃凡集』前衛出版社1992.4

 
作成:池上里子

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