Wěishēng
尾声
エピローグ

　プロット構造の特殊な構成部分。一般的には基本的なストーリーの範囲には属さない。作品の基本のストーリーが終わった後、語り手が別に一節（演劇なら一場）を書き、登場人物の運命、出来事の未来などの補足説明をする。エピローグはしばしばプロローグと呼応する。例えば、趙樹理の『李有才板話』の最後の一節にある「『歌芸人』の総括」と、李有才の境遇及び話の才能を紹介している作品の出だしの一節「書名の由来」は呼応し、闘争に勝利した後の未来の展望を提示する。