Wéi Jūnyí
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(1917- ) |
韋君宜自伝: 私は1917年北京生まれ。清華大学での学生時代に「一二九《抗日救亡運動に参加した。(当時18歳)其の後大学で極秘に中国共産党に入党し、それから党の為の工作に従事した。1939年に延安に駆けつけた。 私の時代を表現する人の創作は必ず自分を表現する。私も当然自分を表現する。でなければ、私は全然創作する必要はない。(私は十何年間ものを書かなかったが、もう既にある重要な出版社の指導幹部になった。創作で吊誉と地位を勝ち取る必要はない。しかし、私の書く文章は私の時代を表現している。私の生活、観点、感銘はどうにも私の時代から離れられない。私の最も鋭い感覚の全部けっして私個人だけのもの出はない。私はなぜ裕福な生活をしているのに、危険に置かれている、秘密の中国共産党に参加したか。また、どうして十何年間共産党の為に奮闘したのに、共産党執政の十年の災禍の中上幸に遭うのか。これはけっして自我意識で解釈できるものではない。私は党の簡単な政治宣伝の為の小説を書きたくない。誰も私に書けと命令する権利はない。しかし、私の創作はまったく政治に関連しないことはできない、私自身が中国の特有の政治空間に生活しているのだから。それは私の思考の上可分割の一部である。 私の作品の多くは一人のベテラン共産党員としての、今における思考である。外国人が中国人のこの重要な心の震えを理解出来なければ、彼らは中国人を理解することができないであろう、と私は思う。私はしばしばこれらの思考をしなければならない。これらこそ最も自分の神経を感動させるのである。私は世界ばなれの男女情けだげを観察することは出来ない。これらの世界から離れる為作品を書く中国人は自分自身もこの世界のことで苦悩している、と私は思う。私の思考は私自身のものであるが、この時代のものでもある。この二者間矛盾は存在しない。私は気晴らしの作品や魔幻小説もよむが、しかし、書かない。それらの内容は私に感動を与えられない。一人の作家として感銘を受けることができなければ、作品をもって読者を感動させることはできない、と私は思う。 (『中国当代作家百人傳』求実出版社1989) |
作品目録『女人集』(短篇小説集)1980年四川人民出版社 |
受賞作品《洗礼》全国第二届(1981ー1982)優秀中篇小説賞 |
研究書『韋君宜研究 記憶のなかの中国革命』楠原俊代/著 中国書店 2016.2 |
作成:上村香織 |