Xiǎoyè Xiùzǐ
小葉秀子
しょうよう・しゅうし

小葉秀子小伝：

　小葉秀子、16歳で入隊、空軍軍医学校の試験に合格。8年間医療に従事した後、政治処幹事に配属される。1995年、解放軍芸術学院文学系を卒業。中国作家協会会員。
　詩集に『繊繊地痩』『繊繊的秀』『繊繊的葉』、長編小説に『愛情辮子』、長編紀実文学に『虎嘯九天』『藍天鏖戦』『天下第一爆』等の作品がある。1993年台湾中国文藝家協会第34届文藝奨章、全国文藝作品コンクール一、二等奨を受賞し、一部の作品は英語、フランス語、日本語などに翻訳されている。

（『紅塵陥落』花城出版社1998）

作品集・単行本

『愛情辮子』長編小説　春風文藝出版社　1997.11／17.80元
『紅塵陥落――第三次離婚浪潮』花城出版社　1998.8／19.00元

『紅塵陥落――第三次離婚浪潮』

 これは婚姻問題を深く探求した本である。
　現代中国の家庭の崩壊は、中国の第三次離婚潮流を生み出した。作者は100組余りの離婚経験者を取材し、社会学、倫理学、心理学などの方面からメスを入れ、婚姻家庭の閉塞状況、不倫に走る夫婦、クローン現象、結婚も離婚も億劫、再婚復縁の障害、家庭内離婚などを生き生きと描き出し分析している。また、お試し婚、合同結婚、「七引く五」家庭、ディンクスなど、第三次離婚潮流を背景とした、人々の新しい探求を一つ一つ紹介している。