Liú Xiǎobō
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(1955.12.28~2017.7.13) |
略歴1955年12月28日、吉林省長春に生まれる。文芸評論家、詩人、文学博士(北京師範大学大学院)。自由を求め中国民主化に尽力。1988年12月から米国にコロンビア大学客員研究員として滞在するが、天安門民主化運動に呼応し、自らも実践すべく予定をきりあげ急遽帰国。1989年6月2日、仲間3人と「ハンスト宣言」を発表。4日未明、天安門広場で戒厳部隊との交渉や学生たちの無血撤退に貢献し、犠牲を最小限に止める。その後、反革命宣伝煽動罪で逮捕・拘禁、公職を追われる。釈放後、文筆活動を再開。1995年5月~1996年1月、民主化運動、反腐敗提言、天安門事件の真相究明や犠牲者たちの名誉回復を訴えたため拘禁。1996年9月から1999年10月、社会秩序攪乱により労働教養に処せられ、劉霞と獄中結婚。2008年12月8日、「08憲章」の中心的起草者、およびインターネットで発表した言論のため逮捕・拘禁。2010年2月、国家政権転覆煽動罪により、懲役11年、政治権利剥奪2年の判決確定。2010年10月、獄中でノーベル平和賞受賞。2017年7月13日、入院先の病院で多臓器不全で死去(一説では事実上の獄死)。著書多数。日本語版は『現代中国知識人批判』、『天安門事件から「08憲章」へ』、『「私には敵はいない」の思想』、『最後の審判を生き延びて』、『劉暁波と中国民主化のゆくえ』、『牢屋の鼠』、『劉暁波・劉霞詩選』(近刊予定) 『劉暁波伝』集広舎 2018.2カバーより |
著書『向良心説謊的民族』捷幼出版社 2002.1 |
邦訳 |
『現代中国知識人批判』野澤俊敬/訳 徳間書店 1992.9 『詩集 牢屋の鼠』田島安江・馬麗/訳・編 書肆侃侃房 『独り大海原に向かって』劉燕子・田島安江/訳・編 書肆侃侃房 2018.3.2 |
関連書 |
『詩集 毒薬』劉霞/著 劉燕子・田島安江/訳・編 書肆侃侃房 『劉暁波伝』余傑/著 劉燕子/編 劉燕子・横澤泰夫/訳 集広舎 2018.2.10 |
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作成:青野繁治 |