張彦勳

Zhāng Yànxūn
張彦勳
ちょう・げんくん

(1925~ )

張彥勲小伝:

 張彦勲は1925年に台中県后里郷の政治家の名門の家庭に生まれる。少年の頃すでに台湾新詩運動の唱導者であり、「銀鈴會」を創設。同人誌『綠草』を編集主幹する。19歳の時に日本語の処女詩集『幻』を出版した。戦後ゼロから中国語を学び、悪戦苦闘すること十年、1958年より中国語で創作を始める。専ら小説を執筆した。1971年緑内障のため入院、病後、児童文学の創作と翻訳に転向し、すばらしい成果を収めた。1987年42年の長きに及んだ小学校教師を退職。
 著作には短編小説集『芒果樹下』『川流』『驕姿的孔雀』『海燈』『蠟炬』『沙粒沙』『他不會再來』、長編小説『仁美村』、少年小説集、童話集など多数がある。

(『台湾作家全集・短編小説巻/戦後第一代⑥』前衛出版社1991年)

著書

『張彦勳集 台湾作家全集 短篇小説巻 戦後第一代』彭瑞金/主編 前衛出版社 1991.7

 
池上・広瀬

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