Lóng Yīngzōng
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(1911-1999) |
龍瑛宗小伝:本名劉榮宗。1911年新竹北埔生まれ。1930年台湾商工学校卒業。1937年処女作「パパイヤのある町」(「植有木瓜樹的小鎭」)で日本改造雑誌佳作推薦賞を獲得。ただちに文壇にて頭角をあらわし、相次いで小説、詩、随筆、文芸時評を発表。1940年、「臺灣文藝家協會」に加盟。「文藝臺灣」の編集委員となる。続いて「臺灣日日新報」の編集者となり、西川満などとともに「第一回大東亜文学者大会」台湾地区代表に選出される。 戦前は23篇の小説を発表し、文学評論集『孤獨的蠹魚』を出版。戦後、創作量は減り、1980年に初めての中国語小説『杜甫在長安』の創作を開始する。その後、個人小説全集『午前の懸崖』『杜甫在長安』を出版 。 (『台湾作家全集・短編小説巻/日據時代』前衛出版社 1991年) |
著書『台湾作家全集 短篇小説巻 日據時代 龍瑛宗集』張恒豪/主編 前衛出版社 1991.2 |
作成:廣瀬文子 |