Cánxuě
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(1953- ) |
残雪小伝: 湖南省長沙市出身。本名鄧小華。4才のとき父親が「右派」のレッテルをはられ、母親は労働改造に送られた。小学校は卒業したが、文革のため中学には進学していない。はだしの医者、工場労働者、代理教員などの仕事を経て、80年以後、夫と裁縫を独習し、それによって生計をたてる。85年から作品を発表しはじめる。中国作家協会湖南分会会員。家事のかたわら、一日に一時間ずつ時間をとって作品を書くという。グロテスクな描写とイメージに満ちたその作品世界は、カフカ等に比せられる。 (『図説中国20世紀文学』白帝社) |
単行本『黄泥街』中短編小説集 中国大陸現代文学叢刊 圓神出版社(台湾)1987.9/120元 |
『在幽冥的王国裏』民族出版社 2000.2 『黄泥街』民族出版社 2000.2 『黒色的舞蹈』民族出版社 2000.2 『思想滙報』民族出版社 2000.2 『通往心霊之路』民族出版社 2000.2 |
『中国当代作家選集叢書 残雪』 人民文学出版社 2000.3/18.00元 『蚊子與山歌』 中日女作家新作大系・中国方陣 中国文聯出版社 2001.9/20.00元 『長髪的遭遇』当代名家新作 華文出版社 2002.1 『五香街』海峡文藝出版社 2002.8 |
研究資料『為了報仇寫小説—―残雪訪談録』湖南文藝出版社 2003.8/22.00元 |
邦訳単行本『蒼老たる浮雲』 近藤直子訳 河出書房新社 |
邦訳作品「匿名者」鷲巣益美/訳 『季刊中国現代小説』第Ⅱ巻9号 1998.10 |
研究書『残雪――夜の語り手』著者:近藤直子 河出書房新社 |
作成:青野繁治 |