Chén Cūn
陳村
ちん・そん

（1954- ）

陳村小伝：

陳村、男、回族、1954年5月6日上海に生まれる。祖籍は浙江。1971年安徽省無為県板橋公社に下放定住。1975年上海師範学院政教系に入学、1980年に卒業。上海市政二公司に配属され、従業員学校の教員となる。1983年より生産活動を離れ、創作活動にはいる。1985年上海作家協会に入り専業作家となる。中国作家協会会員である。
陳村の文学創作は、下放時期に始まる。1973年から投稿をはじめ、小説、散文、詩歌、文学批評、映画ドラマ話劇の脚本と２百万字余りを書いている。
主な作品には、中短篇小説集『走過大渡河』『少男少女一共七個』『藍旗』『屋頂上的脚歩』、長編小説『従前』『住讀生』、短編集『今夜的孤独』『生活風景』『彎人自述』『孔子』『小説老子』、名著短縮版『アンナ・カレーニナ』などがある。

（『百年留守』群衆出版社1995）

作品集・単行本

『走通大渡河』中・短篇小説集　上海文藝出版社　1986.9／2.05元
『屋頂上的脚歩』短篇小説集　長江文藝出版社　跨世紀文叢　1992.12／6.80元
『百年留守』当代吊家随筆叢書　群衆出版社　1995.1／10.00元
『古典的人』人生感悟叢書　天津人民出版社　1996.3／8.30元
『鮮花和』長篇小説　上海文藝出版社　小説界文庫　1997.11／11.60元