Huáng Juān
黄娟
こう・けん

黃娟小伝：

　台湾の桃園県出身。六十年代に活躍した。１９６８年にアメリカに移住するまでに、短編小説集『小貝殼』、『冰山下』、『這一代的結婚』及び長編小説『愛莎岡的女孩』などの作品を出版している。
　渡米後、長年にわたり執筆活動を休止したが、八十年代に復帰し、短編小説集『世紀的病人』、『邂逅』、『山腰的雲』、長編小説『故鄉來的親人』、『婚戀』、文学評論集『政治與文章之間』及び散文集『我在異鄉』、『心懷故鄉』を出版している。「扶輪社文學獎」と呉濁流文学賞を受賞している。１９８８年７月から１９９０年７月まで北米台湾文学研究会会長を務めた。

（『台灣作家全集　黃娟集』前衛出版社　1994,6(第２版））

著書

『台灣作家全集　短篇小説巻　戦後第二代　黃娟集』前衛出版社　1994.6(第２版）