Guō Sōngfēn
郭松棻
かく・しょうふん

（1938～　）

郭松棻小伝：

　1938年台北に生まれる。父は画家の郭雪湖。1958年初の短編小説「王懷和他的女人」を台湾大学発行の『大学時代』に発表。1961年台湾大学外国語学部を卒業する。1963年台湾大学外国語学部において「英詩選讀」を講義。1965年には映画『原』に出演した。
　1966年アメリカ・カリフォルニア州立大学バークレー校に進学し、比較文学を学んだ。1969年比較文学修士号取得。1971年博士号を放棄し、保衛釣魚台運動に身を投じる。羅安達として『文季』に作品を発表。続いて港台報章にて『機場即景』『奔跑的母親』『月印』『月嘷』を発表した。現在はアメリカ在住。

（『台湾作家全集　郭松棻集』前衛出版社1993年）

著書

『台湾作家全集　短篇小説巻　戦後第二代　郭松棻集』前衛出版社　1993.12